昼休み、好きな本を探す幸せ。

はじめまして、モグと申します。

10ヶ月の息子を保育園に預けて、5月から育休復帰して働いています。

お仕事は、以前に比べて補佐的な業務が多く、夕方には保育園にお迎えに行けるので、恵まれているなー、ありがたいです！という気持ちと共に、勤務時間中に赤ちゃんと楽しそうに歩いている、専業主婦らしきお母さんを見かけると、ふと淋しくて、私何やってるんだろとクヨクヨすることもあります。

そんな中、私のささやかな楽しみは、絵本を読むこと。赤ちゃんが生まれる前、20代後半に少しだけ絵本の編集に関わっていたことがあり、今は息子目線でも絵本を探す楽しみが増えて、その奥深さ、世界の広さに改めて魅了され、これまで気づかなかった角度から見られるようになった、ような気がします。

お昼を食べた後、会社近くの本屋で好きな本をふらふらと探すのが楽しくて、るんるんして、そしてはたと気づきました。

私、最近これいいなー、あれよかったね、こんなん楽しいね！って共有できる友達に会えてなかったなーと。

大事にしてきたはずの、お友達。家庭を持ったり、転勤や結婚で引っ越したり、疎遠になってしまったり。

私自身転職や移動が多くて、関西の大学を出て東京で働いて、そしてまた戻ってきて、結婚、出産、今に至り、1人の人間として自由にいたいだけ好きな場所や物にこだわったり、それについてとことん話して笑いあったりするような、深いところで心の通い合う友人に、巡り会えなくなっていったのだなーと。

家族は宝物です。息子といる時間、何よりも幸せです。でも、自分の好きな世界を持ってることで、自分を見失わないことも、大事なんだと強く思っています。

たしかに前よりやりたい放題できる時間や自由は大分減ったけれど、

夫と息子がいてくれることで、私は本当に余計なことを考えず、幸せだーと思える時間が増えました。

むさぼるように浴びるように何かを欲するという時代がすぎて、まだ自分の中に灯っている何か、きれいなものを息子と分かち合いたい、大事にして生きたいという時期にきたんだなーと。

長くなっちゃいましたが、友達に全てを期待してはいけない！誰かとこの気持ちを共有して、願わくば、読んでよかったーと思ってもらわれるようなことを書きたいと思って気ままに始めたいと思ってます。

次回から、巡り会った絵本について、息子の話、等など書いていきますねー！気長にお付き合いくださいー！